巧みな話術はたとえ話の達人

たとえ話の意味を理解しよう

人に物を説明するとき、例え話が重要になってきます。
笑い話などでも同じことが言えますね、これによって笑いを増幅させることが可能です。

この例え話の重要性がわからない人の話はかなり分かりづらい話となってしまいがちです。
一方これがきれいに決まると、これだけで
巧みな話術師となれるのです。

「たとえ話」とはその名の通り何かに例えるわけですが
何のために例えるのでしょうか?

もちろん相手にわかりやすくするためです。
この当たり前のことがわからない人が意外に多いんです。

実際に過去に経験した悪い例をちょっと上げてみましょう。
とある話の説明をAさんが私にしています

私は中学、高校、社会人でサッカーをやっていました
私に話をしてくれているAさんはそのことを知っています。

話がちょっとごちゃごちゃした時に、Aさんは野球の選手に例えてしゃべりだしたのです。しかもイチローやダルビッシュなどならまだしも、十何年も前にすでに引退した過去の選手に例えてきました。
私は野球のルールは知っていますが、テレビで試合を見るほど好きではありません。
当然そんな選手のことなどよく知りません。

例えられたがために余計に話が見えなくなりました。

相手にわかりやすくするための「たとえ話」

サッカーが好きで野球をろくに知らない人間に対して野球で例えるというのは、「たとえ話」としては全く無意味どころか相手にマイナスの印象さえ与えます。

では、どうたとえ話を選んだらいいのでしょう。

相手が複数であれば一般的にわかりやすい誰でも知ってるであろう例えですね。これは複数相手なので、わからない人がいても仕方がないところですが、いかに多くの人間がわかるたとえ話を選ぶかが勝負です。

そして相手が1人であった時は、そこまでの会話の中で相手の趣味や知識の範囲をしゃべりながらリサーチする必要があるんですね。
そして、その相手が一番わかりやすそうな例えをするわけです。

ここでまた必要になるのは、雑学となってきます。
これがないとしゃべれませんからね、相手の趣味が自分の雑学リストになければ、ごくごく一般的な物に例えてください。しいて言うなら、会話の中で、相手がわからないもの、嫌いなものをリサーチし、それを選らばないようにすることですね。

例えば統率力、リーダーシップを大げさに褒めるとしたら

歴史が好きな人相手なら
「織田信長ばりにすごい統率力だな」となります
(ここで「武田信玄だよ!」とか言うツッコミはやめてくださいね
趣旨が違うので・・・)

野球が好きな人には
「星野監督もビックリの采配だな」など

サッカーが好きなら
「ヨハンクライフ並みだね」(ちょっと古いか)

ビジネス系の話しが大好きなら
「カルロスゴーンかよ!」

こんな具合にパッとあげただけでも何種類もあるわけです。

また、同じ意味でも例え方で相手、周囲の印象も変わります。

手首がめちゃくちゃ細い人に向かって

「骸骨みたいだな」と言うより

「ルパンみたいだな」と言ったほうが面白かったりします。

ですが、これは超国民的アニメだから年代を問わず使えるわけで
ここで「エヴァンゲリオン初号機かよ」と言ったら
いくらアニメが有名でも通じる相手の年齢層が狭まるわけですね。

これがビタっと相手にはまればウケたり、距離感が縮まったり
非常に有効活用できるんですね。

これを常に意識すれば、たとえ話の達人に近づけるのではないでしょうか。