自転車に乗れる方は多いでしょう。
これを見て「そりゃ自転車くらいは」と思った方もいるでしょう。
では、初めて自転車に乗るときはどうでしたでしょうか?
転ぶかもしれない、転んだら痛い、自転車が壊れたら、怪我したら
不安要素はたくさんありますね。
しかし小さいときにそれを克服し、今普通に自転車に乗れる方は
自転車には自信がある!
なんて思ったりしないでしょう。
ごく普通に当たり前のように乗りますよね?
それが経験から来る不安の解消なのです。
自転車に乗るのに特に自信なんていうものが必要なわけではありません。
それと同じように、あなたから見て、なんであの人はあんなに自信をもって物事に取り組めるのだろうと思えても、本人からすると当たり前のことかもしれません。
つまり、細かい経験の積み重ねが物事を当たり前にしていくのです。
今あなたが何気なくできていることが他の人から見たら自信をもってやっているかのように見えるものがきっとあるでしょう。
例えばあなたが料理ができるとします。

ごくごく簡単な料理でいいです。
それはあなたにとって普通のことだとしても、全く料理ができない人から見たら「凄いこと」なのです。
それはあなたが経験して、繰り返して、当たり前にできるようになったものなのです。
自転車や料理と同じように当たり前になったときに
「自信は必要なくなる」のです。
あなたが今、普通にできる事すべてが
自信の先にある「当たり前」です。
そこに行きつくために、まず自転車に乗りたいと思った時と同じように、何かをやりたいと思い
自転車と同じように
3輪車
補助輪付き
最後には2輪車
と段階を踏めばよいのです。
いきなり大きな自転車や速い自転車に乗ろうとするから
転んだらどうしよう、など不安が高まるのです。
出来そうなことを少しずつでいいのです。