超一流の詐欺師は最高の接客ができる?

騙しきる技術

さて最初に言っておきますが、詐欺がいいとか悪いとかを言っているわけではありません、詐欺は当然悪いことですのでお間違えないように。

ここで言う私の考える超一流の詐欺師というのは騙しきるということです。
これは騙すという言葉をあえて使いましたが
本質としては相手の心を意図的に満足させるということです。

損をさせるためだけにつくウソ
自分が利益を得るためだけに作ウソ
とは異なることを理解してください。

どんなに多額のお金をだまし取っても相手に訴えられない、そのうえ恨まれてもいなければ取り返そうともされない。

そんな人っていますよね。

つまり「だまし取る」と書きましたが
ここでは相手にだまされた意識はないということを意味します。

そもそも詐欺の定義というのは相手が損害を被ったと感じ、訴えた場合に成立します(刑法の詐欺罪の場合ですよ)逆に言うと、相手が損害だと感じなければ詐欺にはならないわけですね。

こういうとバレなきゃいいのかってことにとらえられそうですが、そういう意味ではありません。

「相手をよい気分にする」という接客術や人間関係を詐欺に例えているだけです。

私が一番わかりやすいと思っているのは結婚(詐欺師)ですね。

ただし、超一流に関しては相手が損害を実感しませんので、詐欺師と呼ぶかどうかもわかりませんが。

たとえば、結婚を約束しているような感じで付き合っている女性から
何かの理由で多額のお金を借りた(もらった)とし
婚約破棄となって別れる場合に、それまで本当に楽しく生活し
女性が生活に満足し、分かれることになってしまった理由や
お金が返せない理由も本当に女性が納得できるような状況であれば
女性にとってはお金は使ったけど

いい思い出」となりえます。

これは、結果的にそうなったもの男性が計画的にやったものの判別は男性本人に聞かなければわかりません。

ところが別のケースでは、はるかに小さい金額の貸し借りなどがあっただけでも別れ方やそれまでの対応が悪ければ
男性にそんな気が無くても結婚詐欺として訴えられたり騒がれたりします。

この差は何なのか?

どう考えても「サービス」の差です。

この「サービス」とは接客業におけるものと同様です。
騙すためじゃん!と言われたらそれまでですが
相手のことを本当に理解していなければ、それだけの満足を感じさせるサービスは不可能です。

こんな記事だと女性から反感を買いそうですが、実際のビジネスで例えると商品や保証内容などが絡んでわかりづらいので、「気持ち」と「サービス」だけで結果が変わってしまうという説明のしやすいパターンでまず、書かせていただきました。

私がすごいと言いたいのは騙してバレないということではなく
相手が多額のお金を払っていたり、負担を強いられているのに
気分をよくさせてしまう究極の接客です。

みなさん!詐欺はダメですよ!

ではこれをビジネス的な面でも説明します。

サービスに対しての料金というのは高級会員制のシステムと近い考え方なんです、料理などはその値段だけ見ればどう考えても高く、そこだけ見たらバカらしい金額です。

飛行機のファーストクラスなどもそうですね。
なのになぜ人が集まるのか、それは料理そのものではなくサービス全てにお金を払うからです。

払ったお金の対価として何を得るか

そこで損だと思うかどうかということなんです。

100万円払っても満足できるサービスが受けられれば誰も文句を言いませんし
1000円でも納得いかないサービスならクレームが入ります。

同じ環境、状況でも詐欺になる場合、ならない場合

どこかのお店で物を買ったりサービスを受けたりした場合、同じ環境でも「こんなの詐欺だ!」と騒ぐ人と「大満足です」という人がいるでしょう。

つまり、どう感じるかは人次第(対応次第)ということです。

この話は詐欺がどうこうではなく、別ページで書いている

売れる商品の金額上限は自分の値段

という話につながるものです。