
失敗は怖くない、失敗しない恐怖
失敗は成功のもと、よく言われる言葉ですが
失敗を怖がる人って多いですよね
もちろん私も怖いですよ。
ですが、失敗をしなことのほうが恐怖です。
あなたは失敗談をどれだけしゃべれますか?
もちろん今現在、その失敗をもとに学習し
今はこうしているという話ですよ。
今もその時と同じだったらただのアホですから。
失敗は結論ではなく、テストの結果です。
「テスト」を学校のテストみたいに考えると
「実力を測る最後の試験」のようなものに
感じてしまいますが
本来「test」というのは
実験、検査、試す、などという意味です。
つまり、ただの途中経過であり、成功への道のりを目指すための実験途中です。失敗をして責任を取ったり、恥をかいたり、痛い思いをするから次に何をするか考えます。
失敗の回数が多ければいいというわけではないかもしれませんが、少なからず失敗を恐れて何もしない人よりは多くを学び成長します。
失敗している数が少ないということは、学びが少ないともとれるわけですね。
それこそが最初に書いた失敗をしない恐怖なのです。
失敗とは一体何なのか
成長し、失敗をもとに何かを生み出せば
それは失敗ではなく途中経過となります。
失敗を恐れチャレンジができない人は
何を気にしていますか?
人に笑われ恥をかくことですか?
失敗した責任を取ることですか?
時間やお金を損することですか?
失敗とは一体何なのでしょう?
自分自身ではなく、そういう人がいたとして
客観的に見てください。
それを恐れてチャレンジしない人と
失敗して学んで進んでいる人と
どちらがかっこよく、また成功に近づいていますか?
失敗は財産であり、そこへ費やすお金や時間は
自分への投資です。
その投資は必ずプラスになって返ってきます。
こんなにかたい投資話が他にありますか?
失敗を恐れているということは
自分へ投資ができないということです。
失敗しても自分が何も学ばない、成長しないと
思っているということです。
ここから学ぼう、失敗学の極意
失敗学というものがあるのをご存知ですか?
それで言うと失敗の種類は大きく3つに分けられます。
1.織り込み済みの失敗。ある程度の損害やデメリットは承知の上での失敗。
2.結果としての失敗。果敢なトライアルの結果としての失敗。
3.回避可能であった失敗。ヒューマンエラーでの失敗。
1と2の失敗は、「失敗は成功の元」となり得る失敗です。また、この2つの失敗については、状況・結果などがある程度予測できたり、経験からくる的確な判断で対処したりすることができる失敗です。
3の失敗は、失敗からさらなる悪循環が生まれる失敗です。予想しておけば回避可能であったにも関わらず、予想をしていなかったためにパニックに陥り、ますます、状況を悪くしてしまう失敗です。
つまり、1と2は失敗して意味のある失敗となります。
失敗が怖いという方、失敗を恐れて逃げることは
その時点で「学ぶ」「成長する」ということに
すでに失敗していると気づいてください。
そうすれば失敗を恐れないチャレンジ精神は生まれてきます。